寺子屋ブッダLAB 其の一
写経を習いに行ってまいりました。
ちょうど空いてる日と、講座の日がバチコーンと合致して、ラッキーガールはさすがだなあと思いました。
前回こんなことを思っていました。
あと、頭で考えるのと実践するのとは違って難しいとはよく言いますが、ホントにそうですね!文字ひとつひとつに仏さまがいるって考えようとしたんだけど、「は?」なんですよ。「ここに仏がいる、いるんだよ」「は?」「いるんだから・・・」「いやいや・・・、は?」ってずっと自問自答しながら書いてました。目に見えないものを信じるのは難しいんだな~。
今回ものすごく丁寧に書写してみて、分かったんです、どういうことか。
文字一つ一つが、仏様のお家なんだ。
だから、線一本一本をないがしろにすることはできない。仏様をテキトーなあばら家に住ませるんですか?!欠陥住宅に住ませる気?!というプレッシャーがかかります。ほどよい緊張感となりました。
こう考えることもできます。一字一字が、仏様(の体)。だから線一本一本は、骨組み。これだとなおさら丁寧に書ける気がします。
あと、こんなに集中できたのは久しぶりかもしれません。授業一コマ以上は集中力がもつみたいです。
仕上がらなかったので第二回につづく☞
▼しゃきょうこんなかんじ
今回はすごく集中していたのと、先生がいたのもあり遠慮してしまい写真は少なめです
墨と、小筆と硯。墨はスりました。写経墨というものがあるそうです。たしかにさらっとしてて、乾かなくて途中ですらなくてももったので助かる。
まず、写経の解説。先生お手製の達筆フリップで説明してくださいました。
最初にざっくりと歴史、次に写経の字や書き方の特徴
写経は写経体という、ちょっと特殊な字体。写経は一行17文字書くのがオーソドックスなのでけっこうぎゅうぎゅう詰めで、「横に広く、縦は短め」な字です。
あと異体字について。般若心経では、観、薀、無、蜜などなどは、いまの常用漢字とは異なった形で書いてあります。
次に、文字の練習。
異体字を中心に、いくつか文字を練習しました。写真の左のやつですね。先生が朱を入れてくれます。ちゃんとしっかり見てくれる!わたしはこういうとき褒められまくられておわり、なのがニガテなので、ありがたいです。(けして、おこられるというわけじゃないよ)書道の好きな所は、すぐに成果が出るところ。注意して書いていると一枚を書き終わる頃には格段に変わっている。それがうれしくて、四年間書道を続けてこられたんだと思います。
そしていよいよ本番。なぞるものなし。おのれの書写力のみ。
お手本を折りながら隣に添えて書きました。
あっという間に一時間半経過していましたが、書けたのは「無眼界乃至」まで。いつも以上の時間をかけて、半分も書き終わらなかった。
▼寺子屋ブッダLAB情報
JR恵比寿駅西口から線路沿い歩いて徒歩五分ぐらい。
月に3回くらいのペースでやっているみたいです。1回1500円で、手ぶらで行けます。
まちのお寺の学校というテーマで講座がひらかれていて、この写経講座もそのなかのひとつらしい。よくわかんない。
終わった後、疲れはてて肉を食べました。肉うまい。ありがと牛。