薬師寺
じつに、半年ぶりの写経です。
なぜ薬師寺なのかという顛末について。
ふと思い立って関西にきて、とりあえず奈良だと思って興福寺まで行きました。
なんと工事中...阿修羅くん秋までおあずけ...
とぼとぼしていると、興福寺で写経をやってるのを見つけました。でも
「どうせやるならみっちりやりたい」
と思い、この近くでわりかしちゃんと写経できるところを検索したら出てきたのが薬師寺だったというわけです。
そんな珍道中については部屋がきれいに書きました。書いてます。
▼しゃきょうこんなかんじ
最寄りの西ノ京駅、いつきても寂しい雰囲気。受付に行くと、お写経道場なるところに案内されました。
ここの作法を知りたかったので「写経初めてです!」と伝えたら、お坊さんが丁寧に教えてくれました。
今までもまず写経をする前に香をまとったのだけど、
今回はなんと丁子(クローブ)を口に含んだまま書くことに。噛んだら苦いよと言われ、噛まないように奥歯の方にしまっておきました。書いてたら口に入ってること忘れられたからよかった
写経は手本をなぞるタイプでした。墨は自分で摩ります。
紙に慣れずポタポタとにじんでしまい、大変でした。筆を握るのも半年ぶり。いい加減自分の都合のいいように墨を摩れるようになりたい
写経中は、なんとかうまく書くことに必死たらんとしているんだけど、やっぱりもんもんと考えてしまいます。考えが浮かんでは消える。
手を動かしてるから深くは思い詰めないんだけど
最後の方にやっとにじまなくなって、やっと"写経"ができた。
▼薬師寺と周辺情報
関西の鉄道に明るくないから、私が使ったルートをメモしておきます。
西ノ京駅から3分も歩くかな?徒歩2分くらいです。
写経の受付は16:00まで。
2000円。なんとその2000円に薬師寺の拝観券がセットになっているので、写経をしてから薬師寺を観に行くのがおすすめです。
写経、ひとによるけど平均一時間強はかかるので、14:00までに受付すれば安心です。
薬師寺自体は17:00まで。
今回は別の目的地があったのでそそくさと帰ってしまった。だから周辺はほとんど見られませんでした。次行ったときは唐招提寺のほうにも行きたい。