クミンとマサラ

写経・tutu浦々

寺子屋ブッダ 其の三

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第三回。

ついに書き終え、製本しました。

 

 

 

今回は、第一回に一緒に行ったひととは別の友人と行きました。楽しんでくれたみたいで、よかった。

写経、すごく疲れる。疲れるんだけど、疲れた時パッと目が合うと、笑みがこぼれてしまうのはなぜだろうね。

 

 

製本作業がこれまたタイヘンだった。厚紙にきれいな神を張り付け、お経もバラバラなのをくっつけて、またはって。手をボンドでベタベタにしながら。

折状の形です。めくるとはらはら落ちる、アレです。

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こうなりました。

 

 

講座に通って、写経のやり方を知ったし、仏様がお経にいるという意味もわかったので、通ってほんとうによかったです。小筆の扱い方もすこし上手になったのではないかと思います。

 

卒業論文の提出に間に合ったので、一緒に送り出しました。

卒論について、先生に「写経っていうか、なんていうか、仏教哲学だね」と言われた。フム。わたし、大学を決める時哲学や心理学がやりたかったんだけどまさかめぐりめぐって夢がかなってしまうとは思わなかった。

 

一緒に出した般若心経、おもしろがってくれたみたいでよかった。私は誰かに笑われて生きていきたいという気持ちが強いかもしれない。面白がられたい。バカにされてもいい少しなら。ようやく自覚するに至った。

SかMかという議論があるじゃないですか、あれに組み込まれるのが嫌でこういうことは考えないようにしようと思ってた

 

なんでも肯定してみるのもいいかもしれないです。

 

 

実学の社会へ出ていこうともまいにち哲学することをやめない。思考停止をしないように、これからも写経を続けようとこころに決めました。

家で出来るように、塗香を買おうかな。

 

 

寺子屋ブッダの情報は前々回の記事へ

 

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